だいだい通信

逆効果!?サポーターの間違った使い方

だいだい接骨院に来院される患者さんの中には、患部にサポーターを使っている方もいらっしゃいます。
ただ、中には間違った使い方をしていたり、症状に合わないサポーターを使っているケースも見受けられます。
サポーターは症状に合ったものを正しく使えばとても効果的なものですが、使い方によっては逆効果になってしまう事もあります。
サポーターを使う際の注意点を見ていきましょう。

治療の補助として使う場合

お仕事などで治療中の患部の安静が難しい場合、「安静にするための手助け」としてサポーターを使う場合もあります。
しかし、サポーターによって痛みが軽減されると、つい患部に無理をかけてしまう場面が増えてしまい、結果的に症状が悪化したり長引く場合が多いのです。
サポーターは負担を何割か軽減してはくれますが、無理をしても良いわけではありません。
安静にすること、そしてちゃんと治療をすること。これが大原則です。

サポーターよりも治療が優先!

患者さんにサポーターをお出しすると、とたんに通院回数が減り、悪化してから再来院するというパターンが珍しくありません。
サポーターのおかげで少し痛みが軽くなると、「治療しなくてもいいかな?」という気持ちが湧いてくるかもしれません。
でも、サポーターをしていれば勝手に治るわけではありませんし、早期に治さないでいると慢性化して繰り返し痛みが表れる事もあります。
まずは治療をする事が第一です。その上で再発防止・負担軽減の為にサポーターを使うのが正しい使い方です。

自己流で使わない!

市販のサポーターを買って使っている患者さんも多いですが、実物を見せてもらうと、症状に合わないものを選んでいたり、使い方が間違っている方もいらっしゃいます。
例えば、固定する必要がない患部をサポーターで固めてしまうと、筋力低下や関節のこわばりが起こってしまいます。
また、装着方法が違っているため、せっかくのサポーターが無意味になっていることも…
ご自分でサポーターを購入して使っていらっしゃる患者さんの多くは、何か月も症状が治らないまま、何か良い方法はないかと市販の物を探しているようです。自己流で判断したサポーターが結果的に逆効果になってしまっているようです。
サポーターを買う前に、まずはだいだい接骨院にご相談ください。
だいだい接骨院では、最初から患者さんにサポーターを売るようなことはしていません。もし必要が無ければ、はっきりと「買わなくてもいいですよ」とお伝えしています。
本当に必要であれば、患者さんの症状や生活スタイルに合わせて、医療用の信頼できるものを紹介しています。
自己判断で合わないサポーターを買ってしまう前に、一度ご相談ください。

最終的にはサポーターに頼らない生活に!

サポーターは効果的ですし安心感も与えてくれますが、一生使い続けるわけにはいきません。
治療の経過を見ながら徐々に使う時間・回数を減らし、最終的にはサポーターに頼らない生活にしていくことが重要です。
痛みがあればサポーターでごまかさずにちゃんと患部を治療することが大切ですし、なんだか不安でサポーターが手放せないという方は、筋肉や動作の工夫で関節を安定させる必要があります。
それも踏まえて、だいだい接骨院がサポーターをおすすめするのはこんな場合です。

  • 最短で治したい
  •  仕事で患部の安静が難しい
  •  治療が終わって、再発防止として
  •  ケガの予防、疲労軽減などの目的  など

今使っているサポーターの相談も含め、気になることがあればお声かけください。高品質でお手頃価格な医療用サポーターのカタログもありますよ。