肩の症状

腱板損傷

肩の痛み

スポーツで肩を痛めた・・・
肩の前側が痛い・・・

日常生活でも起こる「腱板損傷」とは?

 肩には関節を安定させるための筋肉(インナーマッスル)が4本あり、それらが集まって板状になった組織を「回旋腱板(かいせんけんばん)」といいます。

 野球・バレーボールなどの肩を大きく振るスポーツでは、この回旋腱板を痛めることがよくあります。

 激しい運動をしていなくても、重い物を持ち上げた時や、犬の散歩でリードを引いた時など、日常生活での動作で腱板を痛めることもあります。また、加齢とともに腱板などの組織の柔軟性が低下して傷付きやすくなるので、思い当たる原因がなくても痛みが出ることもあります。

 腱板損傷は痛みが強く、日常生活に支障が現れ、夜に痛みで目を覚ますこともあります。五十肩と勘違いされることも多い症状ですが、関節が固まってしまう五十肩と違い、腱板損傷は反対の手で支えてあげると腕が上がります。

腱板損傷は自然治癒が難しい

 腱は治癒能力が盛んな組織ではないので、放っておいて自然に治ることは少ないです。シップや痛み止めで一時的に痛みが治まることはあっても、傷ついた組織がくっつくわけではないからです。

 だいだい接骨院に来院される患者さんにも、「数か月前から痛かったんだけど、治らなかったから来ました」という方は多いです。腱板損傷は「そのうち治るだろう」が通用しない症状の一つです。

 治療をして痛みが下がってきても、自己判断で治療を中断すると、その後年単位で痛みが残ったり、再発するケースが多いのが厄介なケガなのです。

しっかり治して当たり前の日常を!

 腱板損傷は患者さんによって状態が異なりますので、それぞれに合わせた対処法を取らなくてはいけません。痛みを取るだけでなく、日常生活に不便が無いように肩を安定させるリハビリや、肩甲骨周辺の筋肉のこわばりを解消する治療など、目標をもって治療に当たるのが重要です。

 痛いまま思うように肩を使えない期間が長期化すると、関節は【拘縮(こうしゅく)】といって石灰や繊維組織によって固まってしまいます。こうなると痛みはさらに強くなり、治療にも痛みを伴います。

 まだ我慢できるからと症状を放置していると、どんどん痛みと不便が膨らんでいくので、早めにしっかりと治しておくことが重要です。

友だち追加
ネット予約