痛みを我慢しながら練習している・・・
痛みがなかなか治らない・・・
野球肘とは?
野球肘はくりかえす投球動作によって肘を痛めるスポーツ障害のひとつです。
野球肘が小学生に多いのは、成長期の関節周辺が盛んに細胞分裂をしていて、大人に比べて組織が弱いからです。植物の新芽をイメージするとわかりやすいかもしれません。どんどん伸びようとしている柔らかい子供の関節は、力がかかると痛めやすい部分なのです。
野球肘は投球動作(加速期)の際に肘の内側に引っ張る力がかかるので、肘の内側に痛みが現れることが圧倒的に多いです。ただ、投球動作のクセや筋肉のバランス、身体の発達の状態などに個人差があるので、原因と負傷部位を見極めなくてはいけません。
子供の野球肘(リトルリーグ肘とも言います)と大人の野球肘も分けて考える必要があります。
ひとことに野球肘といっても、じつは千差万別なのです。
野球肘の治療と予防
痛みのある部位だけ治療しても、また繰り返し再発するのが厄介な症状です。
湿布だけ貼って安静にしていてもなかなか治らないと相談にいらっしゃるパターンが多いです。
なぜなら野球肘は肘だけの問題ではなく、つながっている周辺の筋肉のバランスや下半身の関節の柔軟性なども含めて改善する必要があるからです。
猫背などの姿勢の悪化によって投球動作の際に体幹がブレて、崩れたバランスを保とうとして不自然な動きになっているケースもあります。
だいだい接骨院では、全身の関節可動域や筋肉の状態をチェックし、
だいだい接骨院にはInBodyという全身のバランスや発達状態を計測する機器を導入していますので、スポーツをしている方のお身体を
また、練習時間や練習内容も影響します。
小学生の場合、1日に50球以上の投球は野球肘を含めたオーバーユース(使いすぎ)症候群のリスクが増加すると言われています。
治療と同時に練習量の調整をし、痛みが強いときは完全に休養するという決断も必要です。
だいだい接骨院では野球肘の早期回復を目指し、思いっきり野球を楽しめるようにサポートしていきます。