身体の左右差が気になる・・・
骨盤がゆがんでいると言われた・・・
ゆがみとは何か?
肩甲骨や骨盤が左右で差があると来院される方がいらっしゃいます。
周りから「右肩が下がっているよ!」と言われたり、もみほぐし店で左右の脚の長さが違うと言われて気にされている方も多いです。
だいだい接骨院では、多少の左右差は問題無いと考えています。なぜかというと、人の身体は元々左右対称ではないからです。内臓の位置も非対称ですし、利き腕・利き足によって骨や筋肉の発達にも左右差があるのが当たり前だからです。
例えば脚の長さにしても、脚は一本の棒ではありません。
脚は股関節からつま先まで、片方60個を超える骨が集まって形作られていますが、その一つ一つの大きさが完全な左右対称ではないですし、筋肉にも左右差があるため骨の配置にもその影響が出ます。
つまり足の長さは左右非対称が当たり前、という事です。
足の長さや骨盤の位置を左右対称にすることはできますが、これは一時的なもので、施術者のパフォーマンス的な要素が強いのです。
日常生活を思い返してみても分かるように、車の運転から家の間取りまで、左右非対称の環境で我々は生活しています。 左右の違いをゆがんでいると問題視しても意味の無いことです。
左右差が問題になるケース
骨の病的なゆがみ(側弯症など)であれば子供の頃から学校の検診を受けていれば発見できますし、足を組むとかバッグを片方の肩にかけるといった生活習慣が原因で骨が曲がることはありません。
ただ、身体の使い方が原因で筋肉のバランスが崩れることはあります。
姿勢や筋肉バランスの悪化で痛みや違和感などの「自覚症状」として現れた場合は治療が必要です。
- いつも片方の肩がこる
- 片足がだるい
- バンザイをした時、片方が痛くて挙がらない
- 片方の背中が重苦しい など
だいだい接骨院では、「足の長さ」「骨盤の高さ」だけをそろえるといったその場限りの調整はせず、症状改善を目的として施術をします。筋肉のバランスを整えると関節の可動範囲や姿勢が改善されるので、結果的に見た目の左右差も解消されやすくなります。