首の症状

寝違え

寝違え

朝起きたら
首が痛くて動かない・・・

寝違えとは

起床したときに起こる首の関節周りの炎症を一般的に「寝違え」と言います。
首から背中にかけて強い痛みがあり、動かすことが難しくなります。
痛みは数日から10日ほど続き、治療の有無によってさらに長引くこともあります。

一言に寝違えといっても、炎症の起きている場所が筋肉なのか、筋肉を包む膜なのか、首の関節なのか、神経症状はないか、周辺部位とのバランスなど、患者さんによって症状には個人差があります。
寝違えはレントゲンなどの画像では変化がわかりにくい症状なので、だいだい接骨院では詳しい問診と触診でどこに損傷部位があるのかをふるい分けていきます。
患者さんの状態を把握したうえで治療内容を決定するので、個人個人に合った治療をすることができます。

寝違えの原因

寝ている際の姿勢であったり、使っている枕が合わないなどの様々な原因が考えられます。
しかし、多くの場合、寝ている時間だけの負担ではないようです。
寝違え症状の患者さんに詳しく問診をすると、発症する前から首周りに違和感を感じていたり、日常的に肩こりに悩まされているという方が多くいらっしゃいます。
デスクワークや運動不足など、日常生活での悪い習慣が筋肉の状態を悪化させ、寝ているときの無意識の動きが痛みのきっかけに変わるパターンがほとんどです。
繰り返し寝違えを起こす方は、日常生活の改善が必要かもしれません。
詳しい問診をして、一番の原因を探ることが寝違えの予防にもつながります。

寝違えの治療

患者さんの状態によって治療内容は変わります。
症状によって対処方法が真逆になることも多いので (例:温める⇔冷やす、安静⇔運動、など)、自己判断をしてしまうと痛みを長引かせてしまいます。
ストレッチやマッサージはOKかどうかも正しく判断しなくてはいけません。
寝違えによる痛みをかばって不自然な動きになると、痛みが背中から腰にまで広がったり、頑固な肩こりが残ったりすることもあります。
だいだい接骨院に来院される寝違え症状の患者さんを例にすると、発症してからすぐ治療できた場合は痛みが早く治まるケースが多いです。
シップで様子見したり、痛みを我慢せずに、お早めにご相談ください。

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