
腰が痛い・・・
股関節に違和感が・・・
骨盤が気になる・・・
産後に腰や骨盤周辺に痛みや違和感を感じる方は多いです。
出産での負担はもちろんですが、数か月に及ぶ妊娠中の姿勢が関節や筋肉への局所的な負担を蓄積していくので、出産後も腰痛が続いたりするのです。
妊娠中と産後の子育て中は、身体の状態や周りの環境などがこれまでとは違うので、未経験の症状も現れます。
妊娠中の変化
- 重心の変化
- 背骨のカーブの変化
- 股関節の動きが制限される
- 歩行がベタ足・すり足に
- 寝返り回数の減少
- 運動量の低下
- 座り姿勢の変化
- 体重の増加
- 上半身の緊張
- 横隔膜圧迫による呼吸の変化
産後・子育て中の変化
- 出産のダメージ
- 前傾姿勢による筋肉の負担
- 授乳による猫背の悪化
- 重心が妊娠時から急激に変化
- お尻の筋肉への負担増加
- 睡眠不足による首・肩の緊張
- 骨盤の不安定感
- ホルモンバランスの急激な変化
- 子宮が元に戻ろうとする収縮痛
- メンタル・環境の変化
出産によって骨盤の形が変わったり骨がゆがんでいると心配される方もいらっしゃいますが、骨盤が簡単に形を変えることはありません。 産後の骨盤周辺の諸症状は、骨そのものよりも骨盤を囲む筋肉のバランスが崩れていることが原因です。 矯正目的で骨盤を動かそうと無理に力をかけると関節を痛めてしまいますから、骨を鳴らすといった痛みを伴う施術は避けなければいけません。
妊娠中は姿勢が変化し、歩き方も変わります。数か月の間、これまでとは違った体の使い方をしてきているので、不自然な負担を溜めやすくなっています。筋肉のバランスを整え、関節の可動範囲を正しく導くことで、身体を自然な状態にリセットしてあげることが重要です。
産後の骨盤ケアは、産後1ヶ月ほど経って体調が安定してきてから施術を受けることをおすすめします。