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肩こりが引き起こす様々な症状

肩こりをまったく感じたことがない、という方は少ないのではないでしょうか。
仕事、車の運転、スマホやゲームなど、私たちの日常には首や肩に負担がかかる動作や姿勢が数多くあります。

「少し疲れた」「ちょっとだるい」程度であれば、あまり神経質になる必要はありません。
しかし、肩こりが積み重なっていくと、さまざまな二次的な不調が現れることがあります。

当院に来院される患者さんの中にも、実は肩こりが背景となっていたケースが多く見られます。

今回は、患者さんのお話や施術の経過をもとに、
肩こりを我慢し続けることで定期的にあらわれやすい不調や、
肩こりのケアによって改善がみられた症状をご紹介いたします。

筋・関節系

持続的な筋肉の緊張が関節などに及ぼす症状です。

  • 寝違え(首の急性痛)
  • 首の可動域低下(振り向きづらい)
  • 背中の張り・肩甲骨まわりの痛み
  • 四十肩・五十肩のリスク増

頭・顔まわり

主に首から上に現れる症状です。

  • 緊張型頭痛(いわゆる肩こり頭痛)
  • 目の奥の痛み(眼精疲労など)
  • こめかみ、側頭部の圧痛
  • 噛み締め・歯ぎしりの悪化

自律神経・循環系

自律神経の興奮状態が多くなることで起こる症状です。

  • 動悸
  • めまい感
  • 吐き気
  • 高血圧
  • 手足の冷え
  • 多汗

神経症状

緊張した筋肉や姿勢悪化によって神経が圧迫されると起こる症状です

  • 肩〜腕のしびれ
  • 手先の細かい動作の不調(握力低下感)
  • 腕のだるさ・重さ

姿勢・動作の乱れ

筋肉の収縮がスムーズに行われなくなると、偏った姿勢が固定化されていきます。

  • 猫背の進行
  • ストレートネックの悪化
  • 呼吸が浅くなる
  • 腰への負担増

睡眠関連

緊張状態が続き、リラックスモードに移行しづらくなることで睡眠に影響が現れます

  • 入眠しづらい(寝つきの悪さ)
  • 浅い睡眠・中途覚醒
  • 朝起きても疲れが取れない(熟睡感の低下)

メンタル・生活面

上記の不調を継続的に感じることで起こる精神面への影響です。

  • 集中力低下
  • イライラしやすい
  • 疲れやすさの増大(倦怠感)
  • 仕事のパフォーマンス低下

まとめ

肩こりには様々な程度があり、多くの方が「我慢できてしまう」のが厄介なところです。

肩こりが原因の諸症状(頭痛や神経の不調など)を繰り返している場合、対症療法だけではなかなか改善しないので、背景にある肩こりそのものをため込まないようにコントロールすることが重要です。

だいだい接骨院では、患者さんの症状やご希望に合わせて施術の選択肢をご用意しております。
ご自宅でできる簡単で効果的なセルフケアの方法も紹介しています。

マッサージ用ご希望の方には「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持って施術にあたりますので、マッサージが初めてという方やもみ返しを心配される方もご安心してご相談ください。

最後に、肩こりに関連しただいだい通信の別記事もご紹介しますので是非ご覧になってください。